関西漢法苞徳之会
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『私たちは日々研鑽を重ねて…』
当会は故・八木素萌先生の学術・臨床技術を継承・発展させることを目的に発足した研究会です。
月に一度の定例会が主な活動です。定例会では以下のようなことが行われています。
●内経・傷寒論・難経・金元医学・温病学等の幅広い古典の研究
●外邪の治療理論を深めた、運気論及び気象学に基づいた時邪治療
●古代九鍼の運用を汎用的に網羅できる「汎用大鍼」の基礎技術の習得・および臨床技術の研究・開発
上記以外にも会員の自由な発想による提案や議論が活発に行われております。
古典の矛盾に挑戦した発想家
八木素萌先生(1928-2007)は慣習的な古典の解釈、特に難経の解釈に多くの矛盾を見出し、多くの革新的な解釈を打ち出されました。
定説とされていた学説であっても臆せず間違いを指摘する姿勢は当時、多くの議論を呼ました。しかし、その研究の成果を出版物などの形でまとめる前に亡くなられたため、その学説が広く知られているとは言い難いのが現状です。
しかし、その古典の本質を引き出す学説や発想は今の鍼灸業界を見渡してもなお異彩を放ち続けるものであります。
伝統鍼灸学会 広島大会に登壇します